埋没法の施術方法・持続期間・取れるリスクを解説
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埋没法の施術方法(瞼板法・挙筋法)、持続期間の目安、取れるリスクと対処法を専門的に解説。費用相場や留め数の違い、再施術の判断基準まで網羅した二重整形ガイドです。
埋没法の施術方法・持続期間・取れるリスクを解説
二重整形の中で最も人気が高い埋没法は、メスを使わず専用の医療用糸でまぶたに二重のラインを形成する施術です。日本国内における二重整形の約195,000件以上の症例データ分析によると、施術を受ける患者の平均年齢は25.2歳で、15〜24歳が全体の52.6%を占めています(PubMed研究データ)。切開法と比べてダウンタイムが短く、費用も抑えられるため、初めての二重整形に選ばれることが多い方法です。
本記事では、埋没法の施術方法・種類・持続期間・取れるリスクとその対処法について、専門的な観点から詳しく解説します。二重整形全体の比較については埋没法と切開法の徹底比較もあわせてご覧ください。
埋没法とは?基本的な仕組みと施術の流れ
埋没法は、まぶたの皮膚側から極細の医療用糸(ナイロン糸)を通し、皮膚と内部組織を連結することで二重のラインを形成する施術です。糸をまぶたの内部に埋め込むため「埋没法」と呼ばれています。施術時間は15〜30分程度と短く、局所麻酔下で行われるため日帰りが可能です。
施術の基本的な流れは以下の通りです。
- カウンセリング・デザイン決定:希望の二重幅をブジー(金属の棒)でシミュレーションし、マーキングする
- 局所麻酔:点眼麻酔と極細針による局所麻酔を行い、痛みを最小限に抑える
- 糸の埋入:まぶたの皮膚側から針を刺し、医療用糸を瞼板または挙筋に通して固定する
- 糸の結紮・埋没:糸を適切な強さで結び、結び目を皮膚の下に埋没させる
- 仕上がり確認:左右のバランスと二重幅を確認して施術完了
施術直後からある程度の二重ラインが確認でき、腫れが引いた1〜3ヶ月後に最終的な仕上がりとなります。

埋没法の種類:瞼板法と挙筋法の違い
埋没法には大きく分けて瞼板法(けんばんほう)と挙筋法(きょきんほう)の2種類があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 比較項目 | 瞼板法 | 挙筋法 |
|---|---|---|
| 糸を留める位置 | 瞼板(硬い軟骨組織) | 眼瞼挙筋(まぶたを開閉する筋肉) |
| 腫れの程度 | やや強い | 比較的少ない |
| 痛み | やや強い(組織が硬いため) | 比較的少ない |
| 持続期間 | 3〜5年程度 | 5〜10年程度 |
| 二重のライン | しっかりとしたライン | 自然なライン |
| 向いている人 | まぶたが薄い人 | まぶたが厚い人・幅広二重希望の方 |
| 眼瞼下垂リスク | 低い | ごくまれにあり |
瞼板法は、まぶたの中にある硬い板状の組織「瞼板」に糸を通して固定する方法です。歴史が長く、多くのクリニックで採用されています。ただし、瞼板は硬い組織であるため、糸を強く結ぶ必要があり、術後の腫れがやや強くなる傾向があります(共立美容外科)。
挙筋法は、まぶたを開閉する「眼瞼挙筋」という筋肉に糸を留める方法です。挙筋法では糸をふわっと結び、多少の遊びを持って筋肉の動きを皮膚に伝えるため、腫れが引くのが早い傾向があります(東京イセアクリニック)。幅広い二重を希望する方やまぶたが厚い方に向いています。
また、近年では裏留めという方法も注目されています。これは結び目をまぶたの裏側(結膜側)に配置するもので、皮膚表面に傷跡が残りにくいというメリットがあります。
点数(留める箇所の数)による違い
埋没法では、糸を留める箇所の数によっても種類が分かれます。一般的に「1点留め」「2点留め」「3点留め」「4点留め」などがあります。
| 留め数 | 費用目安 | 持続期間目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 1点留め | 2〜5万円 | 1〜3年 | まぶたが薄い人、お試し感覚の方 |
| 2点留め | 5〜10万円 | 3〜5年 | 最も一般的、多くの方に適用 |
| 3点留め | 8〜15万円 | 5〜8年 | まぶたがやや厚い人 |
| 4点留め以上 | 10〜20万円 | 7〜10年以上 | まぶたが厚い人、幅広二重希望 |
2021年の調査によると、日本国内で埋没法にかかる費用は5万〜10万円未満が約25%を占めています(Statista)。ただし、留め数が多いほど持続期間は長くなりますが、腫れやダウンタイムもやや長くなる点に注意が必要です。
費用の詳細については二重整形の費用相場:埋没法・切開法の料金比較をご参照ください。

埋没法の持続期間はどのくらい?
埋没法による二重の持続期間は、個人差が大きいのが特徴です。一般的には以下のような目安が知られています。
- 1年以内に取れる確率:約5〜10%
- 3年以内に取れる確率:約20〜30%
- 5年以内に取れる確率:約40〜50%
- 10年以上持続するケース:約20〜30%
多くの医師の実感として、適切な施術であれば3〜10年は維持できるとされています。10年以上維持されるケースでは、糸の周囲に癒着が生じて組織が固定されていることが多いです(eクリニック)。
持続期間に影響する要因
埋没法の持続期間を左右する主な要因は以下の通りです。
- まぶたの厚さ・脂肪量:まぶたが厚いほど糸にかかる負荷が大きく、取れやすい
- 希望する二重幅:幅が広いほど糸にかかるテンションが増し、持続期間が短くなる
- 施術の種類・留め数:点数が多いほど持続しやすい
- 日常の習慣:目を強くこする癖、アイメイクの頻度などが影響する
- 加齢によるまぶたの変化:皮膚のたるみにより二重ラインが変わることがある
埋没法が取れるリスクと対処法
埋没法は永久的な施術ではないため、時間の経過とともに二重ラインが薄くなったり、完全に元に戻ったりするリスクがあります。取れかけのサインには以下のようなものがあります。
- 二重の幅が以前より狭くなった
- 片目だけ二重ラインが薄くなった
- 朝起きた時に二重がつきにくくなった
- 三重になる日が増えた
取れた場合の対処法
- 再埋没法:最も一般的な対処法。前回の糸を抜糸してから再施術する場合と、前回の糸はそのまま新たに糸を追加する場合があります
- 切開法への変更:何度も埋没法が取れてしまう場合は、半永久的な効果が期待できる切開法への移行を検討します
- クリニックの保証制度の活用:多くのクリニックでは1〜5年の保証期間を設けており、期間内であれば無料で再施術を受けられます
研究データによると、埋没法後に合併症で糸の抜去手術を受けた116人の患者のうち、89.7%が二重の再形成手術を受けています(PMC研究論文)。
埋没法のメリット・デメリットまとめ
メリット
- 施術時間が短い(15〜30分)
- ダウンタイムが短い(3〜7日程度で腫れが引く)
- 費用が比較的安い(5〜15万円程度)
- 気に入らない場合は抜糸で元に戻せる
- 傷跡がほとんど目立たない
デメリット
- 永久的ではなく、いずれ取れる可能性がある
- まぶたが厚い人には不向きな場合がある
- 幅の広い二重にするほど取れやすい
- 糸の結び目がポコッと目立つことがある
ダウンタイムの詳しい経過については二重整形のダウンタイム:腫れ・内出血の経過をご覧ください。
まとめ:埋没法を検討する際のポイント
埋没法は手軽に二重を作れる人気の施術ですが、瞼板法か挙筋法か、留め数は何点にするかなど、選択肢が多いためカウンセリングでしっかり相談することが重要です。持続期間には個人差があり、3〜10年が一般的な目安です。
施術を受ける前に確認すべきポイントは以下の通りです。
- 自分のまぶたの状態に合った施術方法を選ぶ
- 保証制度の有無と内容を確認する
- 担当医の実績・症例数をチェックする
- 術後のケア方法を事前に把握しておく
クリニックの選び方については二重整形クリニックの選び方で詳しく解説しています。カウンセリングで聞くべき質問はカウンセリングガイドも参考になります。
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