二重整形の完全ガイド:埋没法・切開法・費用・選び方
二重整形の埋没法・切開法を美容外科専門医が徹底解説。費用相場(埋没6-15万、切開20-40万)、メリット・デメリット、クリニック選びの8つのポイント、リスクまで詳しく紹介します。
この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスに代わるものではありません。健康上の問題については、必ず医師にご相談ください。編集ポリシー

二重整形の完全ガイド:埋没法・切開法・費用・選び方
二重まぶたの整形は、日本で最も人気のある美容整形のひとつです。「一重まぶたを二重にしたい」「もっとぱっちりした目元になりたい」と考えている方は多いでしょう。本記事では、二重整形の基本的な知識から、埋没法と切開法の違い、費用相場、クリニックの選び方まで、美容整形の専門的な視点から徹底的に解説します。これから二重整形を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
二重整形とは:基礎知識
二重整形(ふたえせいけい)とは、一重まぶたを二重まぶたにする、または既存の二重ラインを変更する美容整形手術です。医学的には「重瞼術(じゅうけんじゅつ)」または「眼瞼形成術」と呼ばれます。

二重まぶたの構造
二重まぶたは、まぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋腱膜(がんけんきょきんけんまく)」という組織が皮膚に付着し、まぶたを開いたときに皮膚が折り込まれることで形成されます。一重まぶたの方は、この付着が弱いか存在しないため、折り込みができず、二重ラインが現れません。
二重整形が人気の理由
日本を含む東アジアでは、二重まぶた整形が最も一般的な美容整形とされています。目元の印象を大きく変えられることから、多くの方が施術を受けています。
詳しい情報はこちらの美容外科クリニックでも解説されています。
二重整形の2つの主要な方法
二重整形には、大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2つの方法があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

埋没法(まいぼつほう)
埋没法は、医療用の細い糸を使ってまぶたの内側に二重ラインを作る方法です。「切らない二重整形」とも呼ばれます。
施術方法
まぶたの皮膚の裏側(結膜側)と表側に数カ所の小さな穴を開け、医療用の糸を通して固定します。糸がまぶたの組織と皮膚をつなぐことで、目を開いたときに二重ラインができる仕組みです。
メリット
- 施術時間が短い(15~30分程度)
- ダウンタイムが比較的短い(3~7日程度)
- 皮膚を切らないため、傷跡が目立たない
- 気に入らなければ糸を抜いて元に戻せる(可逆性がある)
- 費用が比較的安い
デメリット
- 効果が半永久的ではない(数年で取れることがある)
- まぶたが厚い方や脂肪が多い方には向かない
- 幅広の二重や深い二重には限界がある
- 糸が目に違和感を与えることがある
適している人
- まぶたが薄い方
- 皮膚に弾力がある若い方
- 自然な幅の二重を希望する方
- ダウンタイムを短くしたい方
- 初めて二重整形をする方
切開法(せっかいほう)
切開法は、まぶたの皮膚を切開し、余分な皮膚や脂肪を除去して二重ラインを形成する方法です。
施術方法
希望する二重ラインに沿ってメスで皮膚を切開し、必要に応じて余分な皮膚、脂肪、眼輪筋などを切除します。その後、皮膚と眼瞼挙筋腱膜を縫合することで、しっかりとした二重ラインを作ります。
全切開と部分切開
切開法には「全切開」と「部分切開(ミニ切開)」があります。全切開は目頭から目尻まで全体を切開し、部分切開は必要な部分だけを数ミリ切開する方法です。
メリット
- 効果が半永久的
- 幅広の二重や深い二重にも対応できる
- まぶたが厚い方や脂肪が多い方にも適している
- 同時にたるみやむくみも改善できる
- 取れる心配がほとんどない
デメリット
- ダウンタイムが長い(1~2週間、完全に馴染むまで1~3ヶ月)
- 傷跡が残る(時間とともに目立たなくなる)
- 元に戻すことができない(不可逆的)
- 費用が高い
- 失敗した場合の修正が難しい
適している人
- まぶたが厚い方や脂肪が多い方
- はっきりした幅広の二重を希望する方
- 埋没法が取れてしまった方
- 永続的な効果を求める方
- まぶたのたるみも改善したい方
埋没法と切開法の比較表
| 項目 | 埋没法 | 切開法 |
|---|---|---|
| 施術方法 | 糸で固定 | 皮膚を切開 |
| 施術時間 | 15~30分 | 30分~1時間 |
| ダウンタイム | 3~7日 | 1~2週間(完全回復は1~3ヶ月) |
| 傷跡 | ほぼなし | あり(時間で目立たなくなる) |
| 効果の持続 | 数年~半永久(個人差あり) | 半永久的 |
| 可逆性 | あり(糸を抜ける) | なし(元に戻せない) |
| 費用相場 | 6万~15万円 | 20万~40万円 |
| 適した人 | まぶたが薄い人、自然な二重希望 | まぶたが厚い人、幅広二重希望 |
二重整形の費用相場
二重整形の費用は、施術方法やクリニックによって大きく異なります。

埋没法の費用相場
一般的な相場: 6万~15万円
平均的には10万円前後で行っているクリニックが多いです。ただし、以下のような要因で価格が変動します:
- 糸の留める箇所の数(2点留め、3点留め、4点留めなど)
- 使用する糸の種類(通常糸、吸収糸、特殊コーティング糸など)
- 施術の名称(「スタンダード」「プレミアム」「1day」など)
- クリニックのブランド力や医師の技術料
極端に安い価格には注意
3万円以下の極端に安い埋没法は、「おとり広告」の可能性があります。カウンセリングに行くと、追加オプションを勧められたり、実際にはその価格では施術できないケースがあります。費用相場の詳細はこちらをご参照ください。
切開法の費用相場
一般的な相場: 20万~40万円
切開法は埋没法に比べて高額になります。費用に含まれるものは:
- 手術費用
- 麻酔代
- 術後の検診費用
- 抜糸代(全切開の場合)
部分切開(ミニ切開)の場合は、全切開よりやや安く、15万~30万円程度が相場です。
切開法の費用詳細も参考にしてください。
その他の費用
オプション料金
- 笑気麻酔や静脈麻酔の追加
- 目頭切開や目尻切開の併用
- 脂肪除去の追加
- アフターケア商品
修正手術の費用
他院で受けた二重整形の修正や、埋没法の糸の抜去などは、別途費用がかかることがあります。
クリニックの選び方:後悔しないための8つのポイント
二重整形で後悔しないためには、クリニック選びが最も重要です。以下のポイントをチェックしましょう。

1. 医師の実績と専門性を確認する
クリニックのホームページで、担当医師のプロフィールや専門分野を確認しましょう。形成外科や美容外科の専門医資格を持っているか、二重整形の症例数が豊富かどうかが重要です。
症例写真をチェック
クリニックのウェブサイトやSNSで症例写真を確認しましょう。自分の希望する二重の形に近い症例があるか、仕上がりが自然かどうかを見極めます。
2. カウンセリングの質を重視する
良いクリニックは、カウンセリングに十分な時間をかけます。医師が一方的に説明するだけでなく、患者の希望や不安をしっかりヒアリングし、質問に丁寧に答えてくれるかを確認しましょう。
確認すべき内容
- 自分のまぶたに適した施術方法
- メリットとデメリットの両方
- 具体的なリスクや合併症
- ダウンタイムや術後の経過
- 費用の詳細(追加料金の有無)
3. メリットだけでなくデメリットも説明するか
信頼できるクリニックは、メリットだけでなくデメリットやリスクも正直に説明します。「絶対に失敗しない」「100%満足できる」といった誇大広告をするクリニックは避けましょう。
4. 不要な施術を無理に勧めないか
一部のクリニックでは、利益目的で不必要な施術を勧めてくることがあります。例えば、二重整形の相談で来院したのに、鼻や顎の整形まで勧められる場合は要注意です。
5. 費用の説明が明確か
見積もりが明確で、追加費用が発生する可能性についても説明があるクリニックを選びましょう。「初診料」「麻酔代」「薬代」「術後検診費用」などが基本料金に含まれているか、別料金かを確認します。
6. アフターフォロー体制が充実しているか
術後のトラブルに迅速に対応できる体制があるか、保証制度があるかを確認しましょう。埋没法の場合、「〇年以内に取れた場合は無料で再施術」といった保証があると安心です。
7. 口コミや評判を参考にする
インターネットの口コミサイトやSNSで、実際に施術を受けた人の評価を参考にしましょう。ただし、すべての口コミが正しいとは限らないため、複数の情報源を確認することが大切です。
8. 複数のクリニックでカウンセリングを受ける
可能であれば、2~3のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することをおすすめします。それぞれの医師の提案や説明を聞くことで、より適切な判断ができます。
クリニック選びの詳細も参考にしてください。
二重整形の施術の流れ
実際に二重整形を受ける際の一般的な流れを、埋没法を例に説明します。

1. カウンセリング(初回)
医師がまぶたの状態を診察し、希望する二重の形や幅を確認します。鏡を見ながら、どの位置に二重ラインを作るかシミュレーションします。
2. 施術当日
来院・手術着に着替え
洗顔を行い、メイクを落とします。
デザイン
再度、希望する二重の位置を確認し、マーキングします。
麻酔
点眼麻酔と局所麻酔を行います。痛みに弱い方は、笑気麻酔や静脈麻酔を追加することもできます。
施術(15~30分)
医療用の糸をまぶたに通し、固定します。施術中は目を開けたり閉じたりして、二重の仕上がりを確認しながら進めます。
クーリング・安静
施術後は患部を冷やし、腫れを抑えます。15~30分程度休憩したら帰宅できます。
3. 術後の経過
- 当日~3日: 腫れがピーク。内出血が出ることもある
- 4日~1週間: 腫れが徐々に引く。メイクで隠せる程度になる
- 2週間: ほぼ自然な状態に戻る
- 1ヶ月: 最終的な仕上がりが見えてくる
4. アフターケア
術後1週間、1ヶ月後に経過観察のため通院します。異常がなければ治療完了です。
二重整形のリスクと合併症
二重整形は比較的安全な手術ですが、以下のようなリスクや合併症が起こる可能性があります。
一般的なリスク
- 腫れ・内出血(ほぼ全員に起こるが、時間とともに改善)
- 左右差(完璧な左右対称は難しい)
- 感染症(稀)
- 糸の露出や異物感(埋没法の場合)
重大な合併症(稀)
- 眼瞼下垂(まぶたが開きにくくなる)
- 視力障害(極めて稀)
- 瘢痕(ケロイド状の傷跡)
失敗例
- 希望と異なる二重の幅や形
- 不自然な仕上がり
- 埋没法が早期に取れてしまう
- 切開法での修正困難なトラブル
これらのリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師を選ぶことが最も重要です。
二重整形に関するよくある質問(Q&A)
Q1: 二重整形は痛いですか?
A: 麻酔をしっかり行うため、施術中の痛みはほとんどありません。局所麻酔の注射時にチクッとする程度です。術後は鈍痛や違和感がありますが、処方された痛み止めで対応できる範囲です。
Q2: ダウンタイム中は仕事を休む必要がありますか?
A: 埋没法であれば、3~7日程度で目立たなくなるため、週末を利用すれば休まずに済むことが多いです。切開法の場合は、1~2週間程度の休みを取ることをおすすめします。デスクワークであれば、メガネやマスクを活用して対応できる場合もあります。
Q3: 二重整形をしたことは周囲にバレますか?
A: 埋没法で自然な幅の二重にする場合、ダウンタイムが過ぎれば気づかれにくいです。ただし、極端に幅広の二重や、元の顔立ちと大きく異なる変化をする場合は、気づかれる可能性があります。
Q4: 埋没法はどのくらい持ちますか?
A: 個人差がありますが、3~10年程度持つことが多いです。まぶたが薄く、幅が狭い二重の場合は長持ちしやすく、まぶたが厚く、幅広の二重の場合は取れやすい傾向があります。
Q5: 切開法の傷跡はどのくらい目立ちますか?
A: 術後すぐは赤みがありますが、3~6ヶ月程度で目立たなくなります。二重のラインに沿って切開するため、目を開いているときはほとんど見えません。
Q6: 男性でも二重整形を受けられますか?
A: はい、もちろん受けられます。近年は男性の美容整形も一般的になっており、多くのクリニックで男性向けの二重整形を提供しています。
Q7: 年齢制限はありますか?
A: 法律上の制限はありませんが、多くのクリニックでは18歳以上(高校卒業後)を推奨しています。未成年の場合は、親権者の同意が必要です。また、まぶたの成長が完了していることが望ましいです。
Q8: 二重整形は保険適用されますか?
A: 美容目的の二重整形は保険適用外(自由診療)です。ただし、眼瞼下垂など機能的な問題がある場合は、保険適用になることがあります。
まとめ:理想の二重を手に入れるために
二重整形は、目元の印象を大きく変えられる効果的な美容整形です。埋没法と切開法の違いを理解し、自分のまぶたの状態や希望に合った方法を選ぶことが重要です。
二重整形成功のポイント
- 自分に適した施術方法を選ぶ
- 信頼できるクリニックと医師を見つける
- カウンセリングで十分に相談する
- メリットとデメリットを理解する
- ダウンタイムを考慮してスケジュールを立てる
- 術後のケアを怠らない
二重整形を検討している方は、まずは信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、専門医のアドバイスを聞くことから始めましょう。正しい知識と適切な準備が、理想の二重を手に入れる第一歩となります。