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フォトフェイシャル(IPL)の効果:シミ・赤み・毛穴の同時改善

公開日:2026年2月13日更新日:2026年2月23日記事監修:美容日記 編集部

この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスに代わるものではありません。健康上の問題については、必ず医師にご相談ください。編集ポリシー

フォトフェイシャル(IPL)の効果:シミ・赤み・毛穴の同時改善

フォトフェイシャル(IPL光治療)でシミ・赤み・毛穴を同時改善する方法を解説。費用(2〜5万円/回)・回数・副作用・他のレーザー治療との比較も詳しく紹介。

基本的な理解 - illustration for フォトフェイシャル(IPL)の効果:シミ・赤み・毛穴の同時改善
基本的な理解 - illustration for フォトフェイシャル(IPL)の効果:シミ・赤み・毛穴の同時改善

フォトフェイシャル(IPL)とは

フォトフェイシャル(IPL:Intense Pulsed Light)は、特定の波長に限定しないブロードバンドの光(500〜1200nm)を顔全体に照射する光治療です。レーザーとは異なり、特定の波長だけでなく広範囲の波長を使用するため、シミ・赤み・毛穴・小じわなど複数の肌悩みを一度に改善できるのが最大の特徴です。

東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュによると、IPLはメラニン色素・ヘモグロビン(赤色)・水分に選択的に吸収される性質を持ち、皮膚全体のコラーゲン生成も促進します。シミ予防の紫外線対策とIPL治療を組み合わせることで、より効果的なシミ対策が実現します。

フォトフェイシャルで改善できる肌悩み

1. シミ・そばかす

IPLの光はメラニン色素に選択的に反応し、過剰なメラニンを含む細胞を破壊します。老人性色素斑・そばかす・日光黒子などに効果があります。治療後、シミが一時的に濃くなってかさぶた状になりますが、それが剥がれ落ちることで徐々に薄くなっていきます。

2. 赤み・赤ら顔・毛細血管拡張

オーロラクリニック新宿院によると、IPLの光はヘモグロビン(赤色素)にも反応し、拡張した毛細血管を収縮・破壊します。これにより、赤ら顔・顔の赤み・ニキビ跡の赤みなどが改善されます。

3. 毛穴の開き・肌質改善

IPLはコラーゲン生成を促進する熱作用により、毛穴の引き締め・肌のハリ向上効果も期待できます。肌全体のテクスチャーが整い、くすみの改善にもつながります。

4. 小じわ・コラーゲン生成

光による熱刺激が真皮の線維芽細胞を活性化し、コラーゲン・エラスチンの新生を促します。細かいシワ(ちりめんジワ)の改善効果が期待できます。

フォトフェイシャルの効果比較

改善効果効果の強さ治療回数目安効果実感時期
老人性色素斑(シミ)★★★★☆3〜5回2〜3回後
そばかす★★★★☆3〜5回2〜3回後
赤ら顔・毛細血管★★★★☆3〜6回3〜4回後
ニキビ跡の赤み★★★☆☆5〜8回4〜5回後
毛穴の引き締め★★★☆☆5〜8回3〜5回後
小じわ・ハリ★★☆☆☆5〜10回5回以降
肝斑要注意適応外の場合あり

※肝斑への強いIPL照射は悪化リスクがあるため、必ず専門医に相談してください。

フォトフェイシャルの費用と回数

費用相場

東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュによると、フォトフェイシャル顔全体の費用は33,000円(税込)が目安です。

施術範囲費用相場(1回)回数コース
顔全体20,000〜50,000円5回で100,000〜200,000円
部分(頬のみ等)10,000〜25,000円
顔+首30,000〜70,000円

推奨回数と間隔

  • 基本コース:3〜6回(3〜4週間ごと)
  • シミ・赤みへの集中ケア:5〜10回
  • メンテナンス:効果維持のため3〜6ヶ月ごとに1回

フォトフェイシャルの施術の流れ

  1. カウンセリング:肌の状態確認、シミタイプの診断、適応判断
  2. クレンジング:メイク・汚れを落とす
  3. 目の保護:専用アイシールドを装着
  4. 照射:冷却ゲルを塗布後、顔全体にIPL照射(30〜45分)
  5. アイシング:照射後の冷却
  6. 日焼け止め塗布:施術直後から紫外線対策

フォトフェイシャルの副作用と注意点

よくある副作用

椿クリニック(フォトフェイシャル解説)によると、フォトフェイシャルには以下の副作用が生じることがあります。

  • 施術直後の赤み・熱感:数時間で消退
  • シミの一時的な濃化:1〜2週間後にかさぶたになって剥がれる
  • 軽い腫れ:1〜2日で消退
  • まれに:色素沈着(日焼けした状態での施術でリスクが高まる)
  • まれに:水疱・やけど(機器の設定ミスや施術者の技量に依存)

フォトフェイシャルが適さない方

  • 日焼け直後(施術前1〜2ヶ月は日焼けを避ける)
  • 光感受性疾患(ポルフィリン症など)
  • 光過敏性薬剤(テトラサイクリン系抗生物質など)服用中
  • 妊娠中
  • 金属製インプラントが顔周辺にある方
  • 肝斑がメインの悩みの方(通常のIPLは悪化リスク)

フォトフェイシャルと他の治療法の比較

治療法特徴シミへの効果赤みへの効果ダウンタイム
フォトフェイシャル(IPL)複数の肌悩みを同時改善中〜高高い数日
レーザー(Qスイッチ)シミへの集中照射非常に高い低い1〜2週間
ピコレーザー最新・ダウンタイム短い非常に高い低い数日
レーザートーニング肝斑・くすみに特化肝斑に有効低いほぼなし

レーザー治療でシミを消す方法と比較しながら、自分の肌悩みに合った治療法を選択しましょう。また、フォトフェイシャルとHIFUの組み合わせによるシミ・たるみの同時改善も多くのクリニックで提供されています。

フォトフェイシャル後のアフターケア

効果を最大化し副作用を防ぐためのアフターケアが重要です。

  1. 日焼け止め(SPF50+)を当日から毎日使用
  2. 保湿ケアの徹底(肌のバリア機能を守る)
  3. かさぶたを剥がさない(色素沈着防止)
  4. 2週間は強い日光浴・紫外線を避ける
  5. 4〜6週後に次回施術(間隔を守ることで安全性が高まる)
フォトフェイシャル(IPL)の効果:シミ・赤み・毛穴の同時改善
フォトフェイシャル(IPL)の効果:シミ・赤み・毛穴の同時改善

まとめ

フォトフェイシャル(IPL)は、シミ・赤み・毛穴・小じわなど複数の肌悩みを一度に改善できる光治療です。費用は1回20,000〜50,000円で3〜6回のコース治療が推奨されます。ダウンタイムは数日と比較的短く、顔全体の肌質改善に適した治療法です。ただし、肝斑や日焼け直後の施術は禁忌であるため、必ず専門医によるカウンセリングを受けてから治療を始めることが大切です。

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