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血液検査の見方:コレステロール・血糖値・肝機能の意味

公開日:2026年2月13日更新日:2026年2月23日記事監修:美容日記 編集部

この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスに代わるものではありません。健康上の問題については、必ず医師にご相談ください。編集ポリシー

血液検査の見方:コレステロール・血糖値・肝機能の意味

血液検査のコレステロール・血糖値・肝機能の数値の見方を詳しく解説。基準値・異常値の意味と対処法、生活改善のポイントを紹介します。

血液検査の見方:コレステロール・血糖値・肝機能の意味

血液検査は健康診断で最も多くの情報が得られる検査項目です。日本予防医学協会によると、血液検査では貧血・肝臓の異常・腎臓の異常・脂質異常症・糖尿病など、多くの病気を早期に発見できます。しかし、結果表に並ぶ数値の意味を正しく理解できている方は少ないのが現状です。本記事では、血液検査の主要項目であるコレステロール・血糖値・肝機能の数値を分かりやすく解説します。

詳しい情報 - illustration for 血液検査の見方:コレステロール・血糖値・肝機能の意味
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コレステロール検査の見方

コレステロールは動脈硬化のリスク評価に不可欠な指標です。東京メディカルクリニックの解説を参考に、各項目の意味を説明します。

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)

LDLコレステロールは血管壁に蓄積し、動脈硬化を進行させる「悪玉」です。心筋梗塞や脳梗塞の直接的な原因となります。

数値範囲判定対応
60〜119mg/dL基準範囲内問題なし
120〜139mg/dL境界域生活習慣の見直し
140〜179mg/dL高値食事療法・運動療法
180mg/dL以上著しい高値医師の診察・薬物療法検討

HDLコレステロール(善玉コレステロール)

HDLコレステロールは血液中の余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す「善玉」です。低いと動脈硬化のリスクが高まります。

数値範囲判定対応
40mg/dL以上基準範囲内問題なし
35〜39mg/dL低値運動習慣の改善
34mg/dL以下著しい低値医師の診察が必要

中性脂肪(トリグリセリド・TG)

中性脂肪はエネルギー源として重要ですが、過剰になると動脈硬化やすい臓炎の原因となります。食事の影響を強く受けるため、検査前の12時間以上の絶食が重要です。

数値範囲判定対応
30〜149mg/dL基準範囲内問題なし
150〜299mg/dL高値食事改善・運動
300〜499mg/dL著しい高値医師の診察
500mg/dL以上極めて高値すい臓炎リスク、緊急受診

コレステロールを下げるための食事としては、青魚(EPA・DHA)、食物繊維の多い野菜、大豆製品の積極的な摂取が推奨されます。

血糖値検査の見方

血糖値は糖尿病のスクリーニングに最も重要な指標です。厚生労働省の特定健診基準値に基づく判定基準は以下のとおりです。

空腹時血糖

空腹時血糖は、10時間以上の絶食後に測定します。

数値範囲判定意味
99mg/dL以下正常問題なし
100〜109mg/dL正常高値糖尿病予備群の可能性
110〜125mg/dL境界型糖尿病予備群(IGT)
126mg/dL以上糖尿病型糖尿病の可能性が高い

HbA1c(ヘモグロビンA1c)

HbA1cは過去1〜2ヶ月の平均的な血糖コントロール状態を反映します。前日の食事の影響を受けない点が特徴です。

数値範囲判定意味
5.5%以下正常良好な血糖コントロール
5.6〜5.9%正常高値生活習慣の改善を
6.0〜6.4%糖尿病予備群医師の診察推奨
6.5%以上糖尿病型治療が必要な可能性
医師のアドバイス - illustration for 血液検査の見方:コレステロール・血糖値・肝機能の意味
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肝機能検査の見方

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなりの損傷を受けても自覚症状が現れにくいのが特徴です。血液検査で肝臓の状態をチェックすることが極めて重要です。

AST(GOT)とALT(GPT)

AST・ALTはともに肝細胞に含まれる酵素です。肝細胞が壊れると血液中に放出されるため、肝臓の障害を反映します。

検査項目基準値軽度異常中等度異常重度異常
AST(GOT)30U/L以下31〜50U/L51〜100U/L101U/L以上
ALT(GPT)30U/L以下31〜50U/L51〜100U/L101U/L以上

AST > ALTの場合:アルコール性肝障害、心筋梗塞の可能性

ALT > ASTの場合:脂肪肝、慢性肝炎の可能性

γ-GTP

γ-GTPは特にアルコールの影響を受けやすい酵素です。飲酒習慣がある方は要注意です。

数値範囲判定主な原因
50U/L以下正常問題なし
51〜100U/L軽度上昇飲酒、脂肪肝
101〜200U/L中等度上昇アルコール性肝障害、胆道系疾患
200U/L以上重度上昇肝硬変、胆管閉塞

異常値が出た場合の対処法

血液検査で異常値が出た場合は、まず健康診断で「要再検査」と言われたらを参考に、適切な対応を取りましょう。

すぐに受診すべきケース:

  • 空腹時血糖126mg/dL以上かつHbA1c6.5%以上
  • LDLコレステロール180mg/dL以上
  • AST・ALTが100U/L以上
  • 複数の項目で異常値が出ている

生活習慣の改善で対応できるケース:

  • 軽度の脂質異常(LDL120〜159mg/dL)
  • 血糖値が境界域(100〜125mg/dL)
  • γ-GTPの軽度上昇(飲酒が原因の場合)

生活改善のプランについては、健康診断結果を活用した生活改善プランをご参照ください。

まとめ

血液検査は、自覚症状がない段階で病気のリスクを発見できる非常に優れた検査です。コレステロール・血糖値・肝機能の3つは生活習慣病の早期発見に不可欠であり、基準値を正しく理解することが健康管理の第一歩です。

基準値の全体像については健康診断の検査項目一覧と基準値を、検査全般については健康診断の完全ガイドをご覧ください。

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